事業所について
特別養護老人ホームロング・ライフ
身体拘束廃止宣言 当法人では、法人の理念に基づき、ご利用者の人権を尊重し、生命の危険など緊急やむを得ない場合を除き身体拘束をしないことを宣言します。
身体拘束はなぜいけないの?
身体的弊害
 

関節の拘縮、全身筋力の低下、じょく瘡の発生、食欲の低下、心肺機能の低下
感染症への抵抗力の低下、拘束されることによる転倒や窒息等の事故

精神的弊害
 

ご利用者の精神的な苦痛(不安、怒り、屈辱、あきらめ等)
認知症の進行、せん妄の頻発、家族の精神的苦痛(後悔、罪悪感等)、
看護・介護スタッフの精神的荒廃(あきらめ、士気の低下等)

社会的弊害
  介護保険施設等に対する社会的な不信、偏見等
身体拘束禁止の対象となる具体的な行為
1. 徘徊しないように、車いすやいす、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
2. 転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
3. 自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む。
4. 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひも等で縛る。
5.

点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、また皮膚をかきむしらないように、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。

6.

車いすやいすからずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型拘束帯や腰ベルト、車椅子テーブルをつける。

7.

脱衣やおむつはずしを制限するために、介護衣(つなぎ服)を着せる。

8. 他人への迷惑行為を防ぐために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。
9. 行動を落ち着かせるために、向神経薬を過剰に服用させる。
10. 自分の意志で開けることのできない居室等に隔離する。